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■サイト毎に別のレンタルサーバーを利用するメリット
複数のWebサイトを運営する方は、サイト毎に別のレンタルサーバーを利用することをおすすめします。 例えば、合計9サイト運営しようと考えていたら、3サイトは「ロリポップ!」で運営して、3サイトは「さくらインターネット」で運営して、3サイトは「X2」で運営するといった具合に、別々のレンタルサーバーでWebサイトを運営します。
Webサイト毎に別のレンタルサーバーを利用するメリットとして、一番の理由はアクセスアップ対策に役立つことが挙げられます。 なぜ、アクセスアップ対策に役立つのかというと、SEO被リンクの自作自演をカモフラージュすることができるからです。
検索エンジンは、被リンク数をサイトの人気投票とみなして、サイトを評価しています。 それなのに運営者が同じサイト同士なら自由自在にリンクさせることができ、ホームページの被リンクを正当に評価することができません。 そこで検索エンジンは、同一運営者のサイトからのリンクを評価しないようにしています。
IPアドレスは、個々のサーバやパソコンに割り振られています。 このため、通常はWebサイトのIPアドレスが異なれば、その運営者は別個と考えられます。 逆に、同一IP内に存在する多数のドメイン(マルチドメイン・サブドメイン)は同一運営者の可能性があるといえます。 以上のことから、リンクのIPアドレスを分散させることは、アクセスアップ対策(SEO対策)に効果があると考えられています。
検索エンジンのアルゴリズムはより多様な被リンクを評価する傾向にあります。 検索エンジンは、被リンク数だけでなく、ドメイン分散を評価し、ドメイン分散よりもホームページの運営者が異なるであろうIP分散されたリンクを高く評価する傾向があります。
サイト毎に別のレンタルサーバーを利用すると管理が面倒になる点はデメリットといえます。 しかし、SEO被リンクの自作自演が可能となり、アクセスアップ対策の効果が期待できるメリットは非常に大きいといえます。 IP分散についての詳細は用語の意味とIPを分散するメリットをご覧ください。
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